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最期まで地域で安心して暮らしていける介護サービスを

株式会社学研ココファン
代表取締役社長 兼 COO森 猛さん
2001年セントケアホールディング株式会社入社。経営企画室長、執行役員マーケティング部長、専務取締役経営企画部長、代表取締役社長を経て、2020年、株式会社学研ココファンホールディングス取締役・学研ココファン品質管理本部本部長。2020年11月株式会社学研ココファン代表取締役社長に就任。

教育から介護まで、日本社会の課題に取組む学研

学研といえば学習雑誌や塾を思い浮かべる方も多いと思います。戦後間もない頃、創業者が「日本の復興には質の高い教育が必要である」と、創刊したのが「学習」と「科学」です。1970年代当時は私も小学生でしたが、楽しい付録付き雑誌の登場は画期的で、毎月夢中になって読んでいました。この事業を通して学研は、新しい「学び」という概念を日本中に広げ、教育の普及に貢献したと思っています。

時代は変わり、日本が次に直面した課題は「少子高齢化」でした。これに対し、創業者が遺していた「これから学研は少子高齢化のなかで社会に役に立つ事業をしていくべきだ」という言葉をもとに立ち上げたのが『サービス付き高齢者向け住宅』です。

ココファンは、一部の富裕層向けでなく、より多くの方が暮らせるよう、年金の範囲でも利用できる住まいを目指しました。現在、全国に169の住宅・施設を展開。福岡には、2020年11月に早良区西新、2021年7月に東区香椎にオープンしました。福岡は故創業者の故郷でもある特別な地。福岡の皆さんにサービスを提供できることを大変嬉しく思っています。

サービス付き高齢者向け住宅の利点は、今お使いのデイサービスやケアマネージャー、訪問介護など、地域での関係性を継続したまま移り住めることです。地元密着の介護サービスを強みとする『学研ならでは』の質の高いサービスをお届けしたいと考えています。

0~100歳まで多世代がつながる「学研版地域包括ケアシステム」

2020年、学研ココファンの代表取締役社長に就任いたしました。最初に驚いたのは、スタッフ研修制度のレベルが高く、全国どこの事業所においても、同じ品質のサービスが提供されており、さすが教育ベースの会社だなと感心しました。また、緊急時の対応もきめ細やかです。

現場では、日々の中でミスやトラブルが起きることもあります。それを責めるのでなく、どう対処するかを大切にし、全社メールで共有することを徹底しています。そんなところもご入居者の安心につながっていると感じました。

今、学研グループでは、”0歳から100歳まで多世代が支え合いながら地域で安心して暮らしていけるまちづくり”をスローガンに、「学研版地域包括ケアシステム」への取り組みに力を入れています。

例えば、保育事業を運営する「学研ココファン・ナーサリー」と連携して、保育園児や小学生とご入居者が定期的に交流する活動が好評です。単発でなく、月に数回定期的に行うことで、お互いの関係性を育んでいくことが他とは違うポイントで、とてもいい相乗効果を生んでいます。子どもたちと触れ合うと、ご入居者の表情がパッと明るくイキイキするんですよね。

今後、例えば「西新」については、建物内に学研グループの学習塾「全教研」があるので、ダイニングを開放して、学生が自由に勉強やご入居者と交流できる環境を作れないかと、新たな試みを検討しています。

超高齢化社会となる2025年へ向けて、ココファンはさらに約100拠点を全国に広げていく予定です。ココファンのご入居者の平均年齢は80~90代が多く、今後は特に訪問介護・看護サービス、看取り体制の充実に注力しながら、最期まで安心して地域で暮らせるよう取り組んでいきたいと考えています。
ココファン福岡西新

ココファン福岡西新〒814-0011 福岡市早良区高取1-1-49

0120-509-558

受付時間 8:45~17:45

ココファン香椎駅前

ココファン香椎駅前〒813-0013 福岡市東区香椎駅前1-7-7

0120-945-721

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